栄養を運んで、エネルギーを生み出す体内の働き者

タンパク質は、ビタミンやミネラル、薬などを体のすみずみに届ける役割も担っています。そのため、タンパク質が足りないと、他の栄養素をしっかりとっていても、体の中できちんと働かせることができません。

また、体内でミトコンドリアがエネルギーをつくる材料にもなっており、タンパク質が不足すると、エネルギーが十分につくれず、疲れやすさやだるさにつながります。

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タンパク質のとりかたは「1食2品」

では、そんな大事なタンパク質は、どうやってとればよいのでしょうか。

基本は肉・魚・卵・大豆製品などの食材から2品を目安にして、2品のうち1品は肉や魚などの動物性タンパク質を意識してとれると理想的です。

とくに大豆製品に含まれる「大豆イソフラボン」は、女性ホルモンに似た働きをするといわれていますので、更年期の女性にはとくにおすすめの食材です。