女性のほうがタンパク質不足の傾向が強い
タンパク質は男女ともに不足しがちですが、とくに女性にその傾向が強く見られます。日々の食事を見ても、肉や魚をしっかりとる機会が少なく、足りていない方が多いのが現実です。
仕事や家事、子育てに追われる毎日のなかで、「とりあえず何か食べればいい」と、菓子パンや冷凍食品など手軽な食事で済ませてしまうことも多く、調理に手間のかかるタンパク質は後回しになりがちです。
「お肉は太りそう」「脂が気になる」といった理由で、無理なダイエットや極端な食事制限をしている方も少なくありません。
こうした積み重ねが、更年期の不調を悪化させる原因のひとつになっています。
タンパク質は、更年期の体と心を支えるうえで、まず見直したい基本の栄養素です。
※本稿は、『更年期の不調の原因は栄養不足が9割』(あさ出版)の一部を再編集したものです。
『更年期の不調の原因は栄養不足が9割』(著:梶尚志/あさ出版)
更年期に差しかかる女性が抱える心身の不調や不安に対し、従来の「ホルモンバランスの乱れ」だけでは説明しきれない背景に着目!
栄養と生活習慣という視点から根本的な対策を提案する新しいアプローチの書籍です。




