食べていない人ほど、つらくなりやすい

私たちの体は、食べたものを材料にしてホルモンをつくり、自律神経や内臓の働きを支え、体温を保っています。

タンパク質や脂質、ビタミン、ミネラルなどが不足すれば、体のバランスがくずれて、さまざまな不調があらわれやすくなります。

「食べていない人ほど体調が悪くなりやすい」というのは、栄養療法に取り組む医師のあいだでは、よく知られた事実です。

※本稿は、『更年期の不調の原因は栄養不足が9割』(あさ出版)の一部を再編集したものです。

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