朝と昼にタンパク質を2品ずつ
食事のなかで、とくに意識してとりたいのが「タンパク質」です。
タンパク質というと「筋肉の材料」というイメージが強いかもしれませんが、それだけではありません。ホルモンや酵素、免疫細胞、神経の働きを助ける物質など、体のさまざまな仕組みに関わっています。
肌や髪、爪といった見た目の健康にも深く関わっているので、タンパク質は「体と心の土台になる栄養素」と言ってもいいかもしれません。
とくに意識してほしいのが、朝と昼に、肉、魚、卵、大豆製品といったタンパク質を2品ずつとること。これは更年期世代にとって、とても大切な食習慣です。
女性ホルモンの材料にもタンパク質は使われますし、朝や昼にしっかりとっておくことで、血糖値が安定して、気分の落ち込みやイライラの予防にもつながります。
手軽なものでいいのです。
【朝】
*卵+納豆
*サバ缶+豆腐
*鶏ささみ+ゆで卵
【昼】
*鶏むね肉+豆腐
*魚の塩焼き+卵焼き
*豚しゃぶ+納豆
動物性と植物性、どちらもバランスよくとるのがポイントです。