朝と昼にタンパク質を2品ずつ

食事のなかで、とくに意識してとりたいのが「タンパク質」です。

タンパク質というと「筋肉の材料」というイメージが強いかもしれませんが、それだけではありません。ホルモンや酵素、免疫細胞、神経の働きを助ける物質など、体のさまざまな仕組みに関わっています。

肌や髪、爪といった見た目の健康にも深く関わっているので、タンパク質は「体と心の土台になる栄養素」と言ってもいいかもしれません。

とくに意識してほしいのが、朝と昼に、肉、魚、卵、大豆製品といったタンパク質を2品ずつとること。これは更年期世代にとって、とても大切な食習慣です。

手軽にタンパク質をとれるよう工夫して<『更年期の不調の原因は栄養不足が9割』より>

女性ホルモンの材料にもタンパク質は使われますし、朝や昼にしっかりとっておくことで、血糖値が安定して、気分の落ち込みやイライラの予防にもつながります。

手軽なものでいいのです。

【朝】
*卵+納豆
*サバ缶+豆腐
*鶏ささみ+ゆで卵

【昼】
*鶏むね肉+豆腐
*魚の塩焼き+卵焼き
*豚しゃぶ+納豆

動物性と植物性、どちらもバランスよくとるのがポイントです。