DHAとEPAはオメガ3系脂肪酸

日本人の国民食ともいえる魚に含まれる油の成分、DHAとEPAも、代表的なオメガ3系脂肪酸です。

実際、魚をよく食べる人は、魚をあまり食べない人に比べて、心筋梗塞などの虚血性心疾患が少ないという研究があります。

下のグラフのように、もっとも少ない人(週1回)を1とすると、それより魚を多く食べている人は、全虚血性心疾患も、診断の確実な心筋梗塞も、発症のリスクが低くなることが判明しました。

<『図解50歳からの長生き栄養術』より>

心筋梗塞の予防のために、魚を積極的に摂るようにしたいものです。

※本稿は、『図解50歳からの長生き栄養術』(エクスナレッジ)の一部を再編集したものです。

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