口下手でも売れる営業はうまく聴いている

家電製品を買ったり、保険を検討したりするとき、どれも似たような価格や機能で迷うことがあります。

レビューや口コミを見たりして散々悩むものの、結局は「どれでもいいか」と思ってしまったり。

そんなときに購入の決め手になるのは、意外と「誰から買うか」ではないでしょうか。

営業や販売の仕事で成果を出せる人には、2つのタイプがあると思います。

1つは、圧倒的な知識と経験と話術で、説得して売る人。

もう1つは、相手と関係をうまく築いて、納得して買ってもらえる人。

どちらのタイプも自分の武器を活かして結果を出しているのですが、誰にでもマネがしやすいのは後者です。

あなたも、こんな人に覚えはないでしょうか?

どちらかというと口下手で、積極的にしゃべるタイプではないのに、人に好かれたり、営業成績がよかったりする人。こういう人は話の聴き方が上手です。

あの手この手で商品やサービスのよさをいくら伝えたとしても、相手にニーズがなければ徒労に終わります。

その点、聴くことがうまい人はスルスルと相手の悩みを引き出します。

話術を磨くよりも話の聴き方を変えるほうが、トライしやすいはずです。

 

聴くことが上手い営業(写真はイメージ/写真提供:Photo AC)