マルかバツかジャッジする「審判タイプ」

相手の話の内容が自分の意見と違っていたり、非常識と受け取れたり、荒唐無稽に思えたりすると、つい口を挟みたくなるのが、審判タイプです。

「**は冷やしてから食べるとおいしいよ」「そうかな、常温のほうがおいしいけど……」

審判タイプの人は、自分の価値観や判断基準と異なると敏感に反応し、いきなり否定したり、真っ向から反対意見を言ったりする傾向があります。

議論を戦わせるディベートの場ならともかく、ふだんの会話の中で相手の心を折るようなツッコミが入れば、相手は話したくなくなります。

毎回、そんな会話を続けていれば、相手に「いつもあなたが正しいのね」と話を聴いてくれない人と思われることにもなるでしょう。

聴ける人は、どんな内容であれ、まずは相手の話を受け入れることから会話を進めます。

 

つい口を挟んでしまう人(写真はイメージ/写真提供:Photo AC)