とにかく聞きたがる「記者タイプ」
好奇心旺盛なのはいいことですが、興味のあることや気になることがあれば、とにかく根掘り葉掘り聞いてしまうのが、記者タイプです。
「1週間前にお母さんが入院して……」「どこの病院なの?どんな病気なの?いつまで?入院費用は?」
相手がどこまで話をしたいのかわからないのに、記者タイプはとにかく自分が聞きたいことはすべて聞こうとします。
1つ2つの質問ならともかく、あれもこれも聞かれると、相手は「自分が知りたいから聞いているだけなのね」と興ざめして、話したくなくなります。
しつこく聞かれると、まるで事情聴取を受けているような気分になってしまうこともあります。
それどころか、食い気味に質問されると、「この人はきっとどこかで誰かにしゃべるのでは……」と思われ、話すことさえ拒絶されることにもなります。
※本稿は『聴く技術 あなたの会話が今日から変わる』(アスコム)の一部を再編集したものです。
『聴く技術 あなたの会話が今日から変わる』(著:山根洋士/アスコム)
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