AIに泣かされた
70代のGさんは、「私、AIに泣かされました、先生」と報告してくださいました。
Gさんは親友の誕生日プレゼントを何にしようかと、AIに相談したそうです。親友とは20年来のつきあいになりますが、難病にかかって長く入院している親友に、「何を贈ったらいいと思う?」とチャットAIに聞いてみました。
すると、AIは「それなら、気持ちを癒すためにオルゴールなどはいかがでしょうか」と言って、お店のホームページまで見つけてきてくれたそうです。Gさんは「それは思いつかなかった」と感心したのですが、それだけではありません。
その後AIは「いつも親友に寄り添っていらっしゃったんですね。そのやさしい心遣いに、お友だちも励まされていると思いますよ」と続けました。
その言葉に、「AIには人の気持ちが分かるんでしょうか。自分のことを労ってくれたので、なんかもう泣いてしまいました」とおっしゃっていました。
私も時折、「人の心が分かるのかな?」と思うことがあります。
それぐらい、「人が欲しいと思っている言葉」を投げかけてくれるのもチャットAIの魅力です。