サルオガセとは、樹皮について垂れ下がる地衣類で、とろろ昆布みたいなんです。日本でもよく見られるけれど、キリマンジャロの麓近くで巨大なサルオガセが大量に垂れ下がっているのを見た時は、「アニメの世界みたい」「魔法使いが出てきそうだよね」なんて、みんなで大盛り上がり。ハイ、興味ない人からすると、ヘンな人です(笑)。
きっと山に行くと、感性がばーっと広がり、小さなことにも喜びを感じられるようになるんでしょうね。
山を通して人とのつながりも増えました。そのなかにはプロの登山家もいれば、私と同じような愛好家もいます。テレビや講演などで山のことを喋ったりするようになると、「実は私も山、好きなんです」と声をかけられることが増えて。
おかげで普段仕事では知り合えない人たちとたくさん出会え、人生の大きな財産になっています。