第20回「中央公論文芸賞」受賞作品は、浅田次郎、鹿島茂、林真理子、村山由佳(五十音順)の四氏による厳正な選考の結果、佐藤正午さんの『熟柿』(KADOKAWA)に決定しました。『婦人公論』11月号に掲載された受賞のことば・選評を掲載します。
第20回「中央公論文芸賞」受賞作
『熟柿』(KADOKAWA)佐藤正午


正賞── 賞状
副賞── 100万円、ミキモトオリジナルジュエリー

 

2025年10月21日(火)午後、東京會舘にて、第61回谷崎潤一郎賞と第20回中央公論文芸賞(中央公論新社主催)の贈呈式が行われました。

谷崎潤一郎賞は、木村紅美さんの『熊はどこにいるの』(河出書房新社)、中央公論文芸賞は、佐藤正午さんの『熟柿』(KADOKAWA)が受賞。

選考委員を代表し、谷崎賞は川上弘美さん、中央公論文芸賞は村山由佳さんがそれぞれ講評を述べました。

中央公論文芸賞の受賞の言葉と各選考委員の選評を紹介します。