絵と芝居の共通点

『べらぼう』に登場する絵師役のキャストのみなさん、全員が吹き替えなしで絵を描いています。

その中でも、歌麿役の自分は特に分量が多かったですし、求められるもののレベルも高かった。有名な絵師であり今の世の中に残る作品が多いぶん、ある種のプレッシャーや責任感を覚えていました。

(『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』/(c)NHK)

たとえば歌麿が手掛けた「ポッピンを吹く娘」の絵。あれなどは、それこそ子どものころから教科書などを通じて見たことがあった絵でしたので、あの作品までドラマが辿り着いたときは、感慨深かったですね。

その一方で、絵もお芝居も、自分がそれまでの人生で何を見て、何を感じてきたか、ということがあらわれる表現方法だし、どこかシンパシー的なものを覚えていました。

それこそ「蔦重のような存在にディレクションをしてもらい、それで表現していく」という関係性も、監督と俳優のそれに近いなって。

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大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~

【NHK公式サイトより】
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【キャスト】
横浜流星/安田顕/小芝風花/岡山天音/寛一郎/市原隼人/片岡愛之助/高橋克実/里見浩太朗/渡辺謙 

【作】
森下佳子

【放送予定】
[総合]日曜 午後8時00分 / 再放送 翌週土曜 午後1時05分
[BS・BSP4K]日曜 午後6時00分
[BSP4K]日曜 午後0時15分/ (再放送)日曜 午後6時00分