まずは夫婦それぞれの生い立ちを聞く

ですので、私のオフィスでは、まずは夫婦それぞれの生い立ちを聞き、心理テストを行う事を説明します。特に心理テストはロールシャッハ・テストと呼ばれるもので、潜在意識をしっかり探りますから、自分でも気づいていなかった特性が分かり、今までよりも楽に生きられるヒントがたくさん見つかる事も説明します。

その結果、カウンセリングに抵抗があった夫もほぼ納得してくれます。男性は根拠のあるものと理屈を好む傾向があると言えるからです。

『夫婦はなぜ壊れるのか カウンセリングの現場で見た絶望と変化』(著:山脇由貴子/幻冬舎)

その後のカウンセリングでは、夫婦それぞれで気を付ける事を整理します。

具体的な相談内容として多いのは「夫婦仲が良くない」「喧嘩が多い」ですが、お互い仕事や家事育児で余裕がないのが明らかな場合、アウトソーシングも解決の一つです。また、「やらなくてはいけない」と思っている事の中から、「やらなくてもいい事」を見つけるのも手段の一つ。この時、夫婦間の考えが一致しないのが喧嘩の原因になっている事も多々あるので、落としどころを探していきます。