本人は自分が愛情に飢えていることに気づいていない

大人になって、パートナーからの関心や愛情でこの器を満たそうとする事もあります。

これはある意味で健全なことですが、気を付けなくてはならないのは、過去に満たされなかった器を満たすために、今のパートナーの愛情を求めている、という場合もあることです。

『夫婦はなぜ壊れるのか カウンセリングの現場で見た絶望と変化』(著:山脇由貴子/幻冬舎)

本人は自分が愛情に飢えていることに気づいていません。

ですが、無意識に愛情を求める気持ちがパートナーへの強い期待となって、求めるほどの愛情を享受できなかった場合、強い悲しみや怒りになる事があります。