現在発売中の『婦人公論』2026年1月号の表紙は、俳優の真矢ミキさん。2025年は新たな扉を開きたくなり、大きなチャレンジとして2つのことを実行したと話す真矢さん。一つは舞台製作。そして、もう一つは30年前に抱いた夢だそうで――。発売中の本誌から、特別に記事を先行公開いたします。(撮影:浅井佳代子 構成:水田静子)
自分自身の欲を大事に
2025年は、自身の意識と行動が大きく変わった年でした。演者として45年余。すべて出しきってしまった感覚があり、新たな扉を開きたくなったのです。
これまではいただいた仕事に一生懸命向き合ってきましたが、それはある意味、レールを敷いてもらっているということ。
今後は自分自身の欲も大事にして能動的に動こう、違う景色も見てみよう、と決めました。
大きなチャレンジはふたつ。ひとつは、舞台制作です。
大好きな映画『ベニスに死す』の舞台版を自分で手がけたくて、構成と台本を担当しました。
実際に取りかかると、作業は膨大。気を使うことも多く、その労力たるや……。裏で支えてくださる方々の苦労やありがたみを痛感し、上演初日は感無量。大きな経験になりました。
