会社や仕事が自分に合っていない可能性も

月曜の朝になると決まって体調を崩すということは、会社の仕事内容や人間関係がストレスになっている可能性があります。

簡単にいえば、会社や仕事が自分に合っていないということです。

あまりにも同じ症状が続く場合には、休職を検討したり転職も視野に入れることが大切です。

適応障害の場合は、十分な休養は症状の改善に不可欠ですから、休職や退職は決して「逃げ」の行動ではなく、体調を回復させるための「選択の一つ」と考える必要があります。

厚生労働省の調査によると、適応障害の患者数は2008年で約4万人だったものが、9年後の2017年には2.5倍の約10万人に達しており、その数は年を追って増える傾向にあります。

その中でも、20~30代のビジネスパーソンの増加が顕著だといいます。

精神科医として付け加えるならば、自分の部下に適応障害の傾向が見られる場合には、上司の立場にある人は、次のような言葉を不注意に発しないことが大切です。

《禁句(1)》「もっと頑張れ」(余計にストレスを感じる)
《禁句(2)》「気持ち次第で治るよ」(絶望感に追い打ちをかける)
《禁句(3)》「もっと大変な人もいるよ」(本人の苦しみを軽視している)
《禁句(4)》「早く良くなってくれ」(回復ペースを乱す)
《禁句(5)》「いつまで休むの?」(上司の無理解に絶望感が増す)

適応障害は精神論で解決できるような問題ではなく、回復にも時間がかかります。

本人の苦しみを軽視するような言動は、心して慎む必要があるのです。