自分が楽しめることをやることが大切
体力を回復させるためには、睡眠や食事などの生活習慣がカギを握りますが、気力の衰えを防ぐためには、自分が楽しめることをやることが大切です。
日本人にとっては、「自分が楽しめることをやる」ということが、想像以上にハードルが高く、下手な人が多いように思います。
「自分は何をしていると楽しいのか?」という視点が欠如しているのです。
日本のビジネスパーソンは、休日には自宅でゴロゴロしているのが好きな人が多く、自分の好きなことをして遊んでいる人は、意外に少数派です。
その理由は、自分の楽しみを見つけられないことにあり、そうした人ほど次第に無気力になって、何年か先には、「定年後に何もやることがない」という事態を迎えてしまうのです。
体力と気力のどちらも大事ですが、あえて優先順位をつけるならば、意欲の維持を意識する必要があると考えています。
仕事をする場合でも、この先はAIの発達などによってドンドンと体力のいらない時代に向かっていますから、体力がないことに悩む必要はなくなります。
人間の意欲というのはAIでは代替できませんから、仕事をする場合に限らず、あらゆる場面で意欲を維持することが大事になります。
体力に自信がないビジネスパーソンにとっては、自分の好きなことに目を向けて、それを休日に思い切り楽しむことが自分の心を癒すことにつながり、将来的にも意欲の衰えを食い止める有効な戦略となるのです。
※本稿は、『体力がない人の仕事の戦略』(クロスメディア・パブリッシング)の一部を再編集したものです。
『体力がない人の仕事の戦略』(著:和田秀樹/クロスメディア・パブリッシング)
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