「大丈夫?」ではなく「なにをしたらいい?」
一歩踏み込む、思いやりの「習慣」
60代は「もらうこと」ではなく「与えること」に図々しくありたいと、強くそう思うのは、人が困っているときも遠慮して手を貸さない人が多いからです。
たとえば、一人暮らしの友人が熱を出しているとき、多くの人は「大丈夫?お大事にね」という気遣いメッセージを送ります。
それだけでもすばらしいのですが、近所の友人のなかには「外出できないでしょう?食べやすそうな食料を玄関に置いておくね」と、さっと行動してくれる人もいます。
60代はそんなお節介な役割を引き受ける年代ではないかと思うのです。
全盲の友人が「障がい者が道で困っているときは、『大丈夫?』ではなく『なにをしたらいい?』って声をかけてほしい」と言っていたことがありました。
人は「大丈夫ですか?」と聞かれると、「大丈夫です」と二択で答えてしまう。
でも遠慮している人も多いので、「手を貸したいが、どうしたらいい?」と一歩踏み込んでくれると、「じゃあ、こうしてください」とスムーズにお願いできるのだとか。