水分は普段飲んでいる量に、プラス500ml
気づかないうちに脱水状態になっていることも
それでは具体的にどれくらい水分を摂るといいのでしょうか。
患者さんにもよく聞かれることですが、体格や活動量、季節によって必要量は変わりますし、個人差も大きいため、「毎日*l飲んでください」と一律に目標数字を提示するのは難しいところがあります。
わたしがおすすめしているのは、「いまより500ml多く飲む」ことです。
プラス500mlは決してムリな量ではありません。朝起きたときにコップ1杯、昼食後にコップ1杯。これだけで達成できます。たったそれだけでいくらか血液がサラサラになり、腎臓のろ過機能も守られ、血糖値や血圧の安定にもつながります。
すでに糖尿病を発症されている人は尿から水分が失われやすく、気づかないうちに脱水になってしまうことがあるため、「普段より少し多めに」という意識が大切です。
水分を多めに摂るようにとお話しすると、一度にたくさん飲む人もいますが、大量の水を一気に飲んでも体は吸収しきれず尿として流れてしまいますし、胃腸にも負担がかかります。
コップ1杯を数回に分けて、こまめに飲むことがポイントです。水を飲むのが苦手な人は、冷たい水ばかりでなく常温の水やお茶、冬なら白湯などを取り入れるのもいいでしょう。