朝食・昼食時にちょっと多めに水分を摂る

水分を効率よく体に摂り入れるには、「いつ飲むか」も大切です。おすすめは、先ほども話しましたが、朝と昼。食事のときに摂るのが理想です。

わたしたちの体は、夜寝ている間、呼吸や汗によって知らないうちに500ml前後の水分を失っています。起きた時点ですでに軽い脱水状態になっているのです。

そこで、朝ご飯のときにコップ1杯以上の水を飲む。

そうすると、体はすぐに潤いを取り戻し、血液の流れが改善されます。血糖値が上がりやすい朝に水分を摂れば、血糖値の急上昇をやわらげる効果もあります。水が胃に入ることで消化がスムーズになり、食べすぎを防ぐことにもつながります。

次に昼ご飯のときにコップ1杯以上の水を飲む。

午前中の活動で体は再び水分を消費しています。特に集中して仕事をしたり、外出したりすると、気づかないうちに水分が不足していることがあります。昼ご飯のときに「少し多めに」水分を摂ることは、午前中の不足を補い、午後の活動を快適に続けるために役立ちます。

朝昼に水分を摂ることは、夜間の排尿負担を減らすという意味でも有効です。

高齢者の中には、「夜中にトイレに行きたくなるのが負担だから」と水分を控える人がいますが、日中にしっかりと必要な量を確保しておけば、夜寝る前に大量に飲む必要が少なくなります。結果的に、夜間頻尿を防げるということです。