私はどこへ向かっているのか
私の知り合いに「パーマネントトラベラー」という生き方をしている人もいます。こちらは広辞苑に載っていない言葉ですが、常にさまざまな国を移動し、特定の場所に縛られない生活を送る富裕層を表すらしい。
私の知っている人は「やりたくてやっているわけじゃないけど、なぜかこんな流れになってしまった」とおっしゃっていました。私には理解しきれない部分があり、真似しようとしても難しいけど「こんな暮らしもあるんだな」と価値観を広げる存在として観察しています。
私が「家を手放す」という発信を始めたときに出会った同世代の女性が、「私も数年、そんな生活をしていました」と教えてくれました。実家じまいをしたあと、スーツケースを持ってフラッとオーストラリアへ。持ちきれない荷物はトランクルームに預けたとのこと。本当にやっている人がここにいた! だけど数年で飽きてまた日本に帰り、結局はまた部屋を借りたのだとか。「定住しないことに疲れたのかもしれない」と笑っていました。
さて、私はどこへ向かっているのか。定義に縛られず、でも「なぜそれをするのか?」という問いだけは忘れないでいたいと思っています。
