それぞれの背景には、自己効力感の低下を伴う失望感が…

仕事や組織、家族、そして自分自身に対して、かつて上の世代があたりまえに得ていたものを、自分たちは得ることができない。

しかもそれは、個々人の努力ではどうにもならないという虚無を感じるときの特有のさみしさがこの世代のカラーでもあります。

運よく(この運よく、というのも意味深長かもしれません)安定的な仕事が得られ、家族を持つことができたとしても、この年代ならではのさみしさがあります。

仕事が忙しくて家族といられない。
給料が上がらない。
昇進できない。
やりたい仕事ができない。
評価が上がらない。


働き盛りの年頃だけに、さみしさの根源には、仕事にかかわること、家庭にかかわることが多いと考えられますが、そのそれぞれの背景には「期待したものが手に入らない」という、自己効力感の低下を伴う失望感が横たわっていることでしょう。