表情のクセが真顔を怖くする
普通におしゃべりを楽しんでいるつもりなのに、「怒ってる?」と聞かれたり、鏡や窓に映る不機嫌そうな顔を見てびっくりしたり……。年齢とともにこうした経験が増えて、自分の表情や笑顔を好きになれない、と感じることはないでしょうか。
表情が乏しい、真顔が怖いと言われる原因の多くは、加齢や長年の運動不足によって、顔の表情を動かす筋肉が衰えてしまうことにあります。
若いころは嫌なことがあって眉間にシワを寄せても、肌に弾力があるのですぐにシワを解消することができました。ところが、加齢とともにヒアルロン酸やコラーゲンなどの潤い成分が失われると、シワは積み重なって肌に刻まれるようになります。
ほかにも目を細める、おでこに力が入りやすいなど、人にはそれぞれ表情グセがあり、そのままにしておくと深いシワやたるみ、クマなどの原因になってしまうのです。
さらに、年齢とともに顔の筋肉が衰えると、長期間の表情グセに加えて、頬の肉がブルドッグのように垂れ下がる、あごのラインがゆるんで輪郭がもたつく、といった変化も表れるようになります。こうして顔からいきいきとした輝きが失われ、老け顔になった結果、不機嫌、不愛想、気難しいなどの悪い印象を周囲に与えてしまうことに。
表情をつくるのは皮膚の下にある筋肉です。筋トレをして体を鍛えると、筋肉が成長する一方でムダな脂肪が落ちて体が締まり、メリハリのあるボディをつくることができますよね。
同じようにトレーニングで顔の筋肉を鍛えれば、垂れ下がった頬の肉を持ち上げてシワやたるみを減らし、輪郭がすっきりと締まったメリハリのある顔をつくることが可能になります。いい笑顔を取り戻したい、魅力的な表情になりたいと思ったら、表情筋を積極的に動かすことを心がけましょう。