(『豊臣兄弟!』/(c)NHK)

天下人・豊臣秀吉…ではなく、その弟・秀長が主人公!これまでになかった視点からダイナミックに描く大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合、日曜午後8時ほか)。兄を支え続けた“もう一人の豊臣”にスポットが当たることで映し出される新たな戦国の世界が話題です。そこで歴史学者で作家・評論家の濱田浩一郎さんに、ドラマをもっと楽しむための”ツボ”を解説していただきました。

墨俣での激しい攻防が描かれた本編

大河ドラマ「豊臣兄弟!」第8話は「墨俣一夜城」。

本編では、蜂須賀正勝ら川並衆の協力によって一夜で築かれた墨俣砦や北方城を中心に、藤吉郎・小一郎らと齊藤軍との激しい戦いが描かれました。

なお岐阜県の大垣市墨俣町墨俣には、藤吉郎が築いたと伝えられる「墨俣一夜城」という歴史資料館が設置されています。

しかし、秀吉が墨俣に城を築いたとする史料的裏付けはありません。