「死は人生最後の大移動」という考え方

私自身は死を意識の消滅と考えていますから、死後の世界も信じていません。

けれども、「ない」とも言い切れません。これは誰でも同じで、死んでしまえばもう生き返らないのですから死後の世界を語れる人はいないし、生きている限り誰も死後の世界を体験できないのです。

(写真提供:Photo AC)

でも、通り抜ける「中間点」という考え方をすると、これは大移動だなと気がつきます。

人間は最後の最後で、生の世界から死後の世界へと大移動します。しかも、この大移動は誰も避けたり拒んだりすることはできません。

いつ出発するか、それもわかりません。

自分でスケジュールを決めることができないのです。

そして、戻ってくることもできません。

そういう考え方をしていくと、ずいぶんスケールの大きな移動だと気がつきます。