「ケンカは先に」が鉄則
私はよく「ケンカは先にしろ」と言います。ケンカをしてでも、先にお互いの条件をすりあわせておくほうが、のちのもめ事が少ないからです。いい顔をして引き受け、回数がだんだん増えて負担になったので断る、というパターンよりも、「週に2日までならいいけれど、それ以上は予定があるからダメよ」など、最初にハッキリ伝えるほうが、トラブルになりません。
覚えておきたいのは、「嘘も方便」を上手に使うということ。伝えるときに「負担だから無理」と正直に言うのでは角が立ちます。いくらケンカは先にと言っても、しなくていいケンカはしないほうがいい。例えば「その日はお友だちとお芝居を観に行くのよ」「金曜はテニスなの」などと、嘘でもいいから適当な理由をつけましょう。笑顔で楽しげに言う演技も忘れないで。そうすれば「お母さんにはお母さんの生活があるのね」と印象づけられます。
今頃娘の再教育をしなければいけないなんて、と気が重くなるかもしれません。けれどスピリチュアルな視点で見れば、自分が蒔いた種は自分が刈り取るという、「因果の法則」からは、誰も逃れられないのです。躾けなおすのは親の務め。祖母になった自分の役目がそこにあると自覚しましょう。
あなたが覚悟を持てば、これから娘も変わっていくはず。加えて言うならば、そばで母親とおばあちゃんの様子をつぶさに見ている孫も礼儀を学びます。きっと「おばあちゃん、いつもありがとう」と言ってくれるでしょう。それこそが幸せではありませんか?






