子どもが結婚しない理由

家族というチームが温かい場所であれば、「自分もこんなチームを作りたい」と思うのは当然の流れです。逆に、夫婦が不仲だったり、どちらかが我慢し続けていたり、家の空気に不満や諦めが蔓延しているなら、子どもは結婚に魅力を感じなくなってしまいます。

「結婚すると自由がなくなるのかな」

「家庭って大変で窮屈そうだ」

そんなイメージが心に刻まれてしまうのです。

『家運隆昌-幸運を招き入れる暮らし方』(著:江原啓之/中央公論新社)

どれだけ親が「良縁を」と願っても、家庭という“日常のモデル”そのものが魅力的でなければ、子どもは自然と結婚を遠ざけてしまいます。

つまり、子どもが結婚しない理由を考えるとき、相手探しよりもまず、夫婦という基盤がどう機能しているのかを見直す必要があるのです。

夫婦が仲良く、互いを尊重し、礼節を持って言葉を交わし、ときには助け合いながら暮らしているか――この“家庭の空気”こそが、子どもの結婚観を決定づけるからです。