春夏秋冬、季節の食材をいただく
年中行事で、豊かな心持ちを得ると述べました。特別な日に限らず、いつでもできる、より身近な方法が、食材選びです。季節の食材を意識すること。春の筍、夏の枝豆、秋の秋刀魚、冬の白菜あたりが、すぐ思い浮かぶものでしょうか。
とはいえ、生の筍を買ってきて一から料理するのは、現実問題、たいへんすぎる。「皮をどこまで剥けばいいんだろう」から始まって「糠と唐辛子と一緒に茹でてアク抜きをするらしいけど、糠がない」とか、糠は小袋に入って一緒に売っていても、茹でられる大きな鍋がないとか。
今はそこまで頑張らなくていいことにしました。わたしの場合、水煮の筍を買ってきます。水煮の先の調理が億劫だったら、できているお総菜を買ってきてもいい、筍ご飯を買ってきてもいい。無理のない範囲で取り入れましょう。
人と一緒の食事だと、相手に気をつかって食べたいものを食べられないこともあります。自分の気持ちひとつで取り入れられるのが、ひとり時間。他方、ひとりのときの食事は、どうかするとマンネリになりがち。ここは、旬の食材でメリハリをつけましょう。「季節の恵みをいただいている」という豊かさを味わえます。
家族がいるなら、ひとりのときに試した料理を、次に一緒に食事するときに出して、豊かさを分け合えば、よい循環になりそうです。