旬を確認する方法
筍ほど象徴的でなくても、スーパーの店頭を見ていると、目につくものがあります。春ならキャベツが入ってすぐのところに置かれるとか、夏には胡瓜や茄子が前面に出てくるとか。
スーパーに行くと年中、同じものが売られている印象です。栽培技術の発達により、事実、なんでも揃っていますが、「今は何が旬だろう」と探すつもりで見ると、並べ方から感じられます。場所がよかったり、調理法を紹介するポップが立っていたりで、今はこれが「推し」なのだなと。
先ほど述べた『歳時記』で旬を確認するのも面白いものです。歳時記の目次を見ると、時候、天文、地理、生活、行事、動物、植物に分かれています。そこには野菜名のみならず、料理名も。胡瓜なら夏の植物のところに載っていて、胡瓜揉みは夏の生活のところに。旬の野菜を調べたり、その時期らしいおかずを調べたりするのに役立ちます。
料理名は、ご飯やおかず、飲み物、お菓子といろいろ。夏を例にとれば、豆飯(グリーンピースご飯)、冷素麺、土用鰻、梅酒、葛きりなど、本当にいろいろ。挙げきれません。スーパーに行く前に見ると、とても参考になります。
「今晩何がいい?」と家族に聞いて「なんでもいい」と言われるのがいちばん困ると、家族のいる人はよくこぼします。『歳時記』は家族に代わる相談相手になりそうです。
Point 店頭での並び方や『歳時記』によって、旬がわかる
※本稿は、『ひとり時間のつくり方』(三笠書房)の一部を再編集したものです。
『ひとり時間のつくり方』(著:岸本葉子/三笠書房)
不安や孤独を感じても大丈夫。
しっかり、ゆっくり、自分の居場所をつくりましょう。
ひとり暮らし歴の長い、わたしの体験に基づいた今日からできる“たのしいひとり暮らし”のコツ。





