旬を確認する方法

筍ほど象徴的でなくても、スーパーの店頭を見ていると、目につくものがあります。春ならキャベツが入ってすぐのところに置かれるとか、夏には胡瓜や茄子が前面に出てくるとか。

スーパーに行くと年中、同じものが売られている印象です。栽培技術の発達により、事実、なんでも揃っていますが、「今は何が旬だろう」と探すつもりで見ると、並べ方から感じられます。場所がよかったり、調理法を紹介するポップが立っていたりで、今はこれが「推し」なのだなと。

先ほど述べた『歳時記』で旬を確認するのも面白いものです。歳時記の目次を見ると、時候、天文、地理、生活、行事、動物、植物に分かれています。そこには野菜名のみならず、料理名も。胡瓜なら夏の植物のところに載っていて、胡瓜揉みは夏の生活のところに。旬の野菜を調べたり、その時期らしいおかずを調べたりするのに役立ちます。

料理名は、ご飯やおかず、飲み物、お菓子といろいろ。夏を例にとれば、豆飯(グリーンピースご飯)、冷素麺、土用鰻、梅酒、葛きりなど、本当にいろいろ。挙げきれません。スーパーに行く前に見ると、とても参考になります。

「今晩何がいい?」と家族に聞いて「なんでもいい」と言われるのがいちばん困ると、家族のいる人はよくこぼします。『歳時記』は家族に代わる相談相手になりそうです。

Point 店頭での並び方や『歳時記』によって、旬がわかる

※本稿は、『ひとり時間のつくり方』(三笠書房)の一部を再編集したものです。

【関連記事】
「2025年、暮らしはラクになる?年収103万円の壁見直しで、今後政府が期待するのはシニアの活躍」永濱利廣×岸本葉子
「老後資金2000万円に縛られすぎかも。適度に使って今を楽しむことも必要な理由」経済の専門家が解説!永濱利廣×岸本葉子
岸本葉子 40代半ばで俳句の楽しさを知って。俳句を定期的に作りはじめると何が起きるか

ひとり時間のつくり方』(著:岸本葉子/三笠書房)

不安や孤独を感じても大丈夫。

しっかり、ゆっくり、自分の居場所をつくりましょう。

ひとり暮らし歴の長い、わたしの体験に基づいた今日からできる“たのしいひとり暮らし”のコツ。