トミーの印象
<小泉八雲をモデルにしたレフカダ・ヘブンは第5週から登場した。わがままで感情的だけれど、チャーミングなヘブンを、イギリス出身の俳優、トミー・バストウが魅力たっぷりに演じた>
ヘブン役のトミーさんとは、初めて会った時から「1年間一緒にやっていける」と思えるような気が合う感覚がありました。撮影期間を通して信頼が深まったのは、お芝居を通じて相手の心を知るからかもしれません。
素顔のトミーさんは、周りをよく見ていて優しい方。トミーさんの優しさやチャーミングさがヘブンという役にあふれていました。かわいらしくて、怒ると怖くて、人を惹きつけるヘブンは、トミーさんだからこそ説得力があったと思っています。
人として学ぶこともありました。トミーさんは、凝り固まった考えがない人。私は、「こうでなくちゃ」という自分の価値観を柔らかくしていきたいと考えているので、トミーさんには、憧れる部分があるんです。
<トキとヘブンを公私に渡って支えた、錦織友一を演じたのが吉沢亮だ。第23週、ヘブンの日本戸籍取得のため松江を訪れたトキたち。再会した錦織は病気のためやせ細っていた。吉沢さんは撮影がなかった1ヵ月の間に約13キロの減量を果たした>
吉沢さんが減量をするとは、聞いていました。でも、あまりにも以前と見た目が違って、驚きました。自分の体のカタチを変えて、役に合わせるというのはすごく難しいこと。1ヵ月で13キロという数字だけではない、大変さがあったと思います。
でも、現場では吉沢さんはそれを全く感じさせなくて「大丈夫ですよ」とおっしゃっていました。絶対大丈夫じゃないはず。役に対する熱量と強さを直接感じるだけでも、役者として得られるものは大きかったです。