左からNAGIさん(66歳)、CaitSithさん(74歳)。チームのコンセプトは「孫にも一目置かれる存在」(写真提供:マタギスナイパーズ)

会話が刺激に

ゲーム好きで経験も豊富な2人にとっても、eスポーツとしてのシューティングゲームは、「楽しむというより、ちゃんと練習しないと上達しない。まさにスポーツだと痛感しています」(CaitSithさん)。

「私たちが日々戦う相手チームは、10代から20代前半の若者が中心なので瞬発力があるし、キャラクターの操作も上手。リタイア組の私たちは時間的にはたくさん練習しているつもりでも、まだまだ足りないなって思いますね」。(NAGIさん)

練習や対戦は、ゲーム用の高性能なパソコンを各人の自宅に置いて、オンラインで実施。チーム練習は、月曜~金曜の午後1時~5時までだが、メンバーは空き時間を正確に射撃をコントロールする練習や、ゲーム内の地図の下見といった準備に費やす。

「一日中座りっぱなしなので、ジムに通ったり、家事の合間に体を動かしたりと体調管理も大変です」とNAGIさんはプロならではの苦労を明かす。

その甲斐あって、チーム成績は徐々に上がってきた。最近の対戦では、格上のチームに勝利できたのが嬉しかったという。