空気を整えるコミュニケーション

リーダーや管理職の方には、個人のリセットに加えてもう一つ意識していただきたいことがあります。

自分のストレスが、知らないうちにチームの雰囲気に影響しているかもしれないということです。

ストレスが高い状態では、脳の前頭前野の働きが低下し、感情のコントロールが難しくなることが知られています。そのため、まず自分自身が整っていることがチームへの最大の貢献になるのです。

その上で、コミュニケーションでは「結論より共感を先に伝える」ことを意識してみてください。「それは大変だったね」「忙しい中ありがとう」。この一言だけでも、相手の緊張は大きく緩みます。

また、「最初から完璧なチームを目指さない」という視点も大切です。

近年の組織心理学では、チームがうまく機能するためには「心理的安全性」、つまり意見を言っても否定されない、失敗しても責められないと感じられる環境が重要だとされています。

新しいチームは、最初は多少の混乱があるのが自然です。焦らず、安心できる雰囲気をつくることが、結果として生産性の向上にもつながります。