木嶋佳苗に激怒し、筆者にも八つ当たり
もう一つ印象的だったのは美由紀が「東の毒婦」こと木嶋佳苗について、何かと動向を気にしていたことだ。佳苗が自分と同じように冤罪を主張しながら死刑判決を受けたことについて、心配するようなことを言ったり、佳苗が裁判中の服装や体型を揶揄される報道があると、「容姿のことを悪く言う報道は酷いです」と怒ったりもした。
だが、ある時、事態は一変した。佳苗が支援者の協力を得て開設したブログ『木嶋佳苗の拘置所日記』で美由紀のことを揶揄するようなことを書いたのがきっかけだ。
それ以来、美由紀は私宛ての手紙に、「私は詐欺をしたのを反省していますが、木嶋さんはしていません」「あんな人と比べられたくありません」などと狂ったように佳苗への批判を書いてきた。さらに私にも八つ当たりしてきたから驚いた。
「私の情報を木嶋さんに流すのはやめてください!」
美由紀は、私が佳苗と裏でつながり、自分を貶めているのではないかと疑ったようだった。私は佳苗と話したことすら一度もなく、そのような疑いをかけられるようなことも一切していなかった。美由紀は自分がよく嘘をつくのに、猜疑心が異常に強かった。