罪の意識を感じていない

では、どうやって男性たちを次々籠絡したのか。何かテクニックがあったのか。そう質すと、千佐子は「そんなん一切無いですよ」と笑い、こう続けた。

「私はいつも自然体です。結婚できたのは、私が誰にも陰日向なく接して、炊事や洗濯、掃除という女としての仕事もできたからやないですか。体も元気やからセックスもできました。だからベッピンじゃなくても、男の人らは80点くらいに評価してくれたんでしょう」

千佐子は何ら悪びれることなくそう話すと、こう付け加えた。

「私も相手の良いところを見るようにしていました。再婚やから、理想を高く持ったら結婚できないから」

――被害者とされる4人の男性にはどんな良いところがあったのですか?

「真面目なところですね。末広さんにしても、本田さんにしてもほんまに優しい、エエ人やったですよ」

笑顔でそう語る千佐子は、人を殺めたことに罪の意識を感じていないように見えた。