「想像する」ことを習慣化

たとえば、平安の清少納言や紫式部の世界の常識は、いまと大きく違います。

しかし、その時代に暮らす人々がどのようなことで困っていたか、楽しんでいたか、人をうらやんでいたかということは、現代とじつは大差ないのです。

このような「人間の普遍的な感情」が一緒であることを前提に本文を読むと、多少文法や単語の知識が足りずに読みにくい箇所も「内容を予測しながら読むこと」が可能となります。

教え子たちが、学年が進むにつれて、これまでの経験や知識のすべてを駆使して、書かれている内容を「想像する」ことを習慣化させていたこと。

これは、テストの点数を上げることに留まらない、彼らの生きる知恵になっていたと感じています。