「読み解くスキル」は生涯使える

私は、「何かを読み解く」という活動は、人が生きていく限りずっとやりつづけることだと思うときがあります。

「時代を読み解く」「好きな人の心を読み解く」「顧客の心を読み解く」「生徒の感情を読み解く」など、それぞれの課題に応じて読み解くスキルは日々発揮されています。そして誰もが、この「読む力」を高めたいし、高いほうがいいと感じるのではないでしょうか。

日々対峙する「新しいチャレンジ」は、それまでに体験してきたことや知識こそが大きな助けとなってくれることを、きっと誰もが人生の節々に感じるはずです。

これは読解においても、もちろん同じなのです。

やはり読解も「人生そのもの」なのだと感じます。

難解な文章を前にひるみそうな自分を感じ、それでも自分を勇気づけて、少しでも前に進もうとする─―。

その際に必要なのは、目の前を明るく照らしてくれる灯りであり、それがこれまでの知識・経験としての「読み方スキル」なのです。

<『東大合格者が身につけた 一生使える「読み方スキル」』より>

※本稿は、『東大合格者が身につけた 一生使える「読み方スキル」』(東洋経済新報社)の一部を再編集したものです。

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