デパートで働きながらクラブで歌っていた日々
同じ頃、友達がヒップホップを習っていると聞いて私も参加することにしました。自分にはダンスの才能はないと思い知ることになったのですが、ダンスイベントで歌ってみたら? という流れが生まれて、小さな小さなステージでしたが私にとっては大きな一歩でした。歌いながら、なんて楽しいんだろうと思っている自分がいたんです。で、やっぱり歌手になりたい、それ以外には考えられないと進学も就職もしないで走り始めました。
とにかく歌いたいと、イベントを通してつながった地元のクラブで週末だけ歌わせてもらうことに。ギャラなんて貰えるわけもなく、なので平日は携帯電話ショップとか喫茶店とか、パチンコ屋さんのワゴン販売とかのアルバイトを掛け持ちしてました。一番長く続けていたのはデパートに入っていたアパレル店の販売員です。四日市の百貨店から始まって、東海地区の百貨店はほぼ制覇したのではないかと思います。なにしろ10年くらいバイト生活をしながら、週末はクラブで歌う日々を送っていたので。