本質的なことに気づいた瞬間

振り返ればいろいろなことがありました。メジャーデビューさせてあげようという人が現れたこともあったんです。期待が大きく膨らんで、でも結局のところ、何も話が動かずに落胆したり、傷ついたり。そんなことが何度かあったので、おいしい話には警戒するようになっていました。そんなある日、ふと、そもそも自分の考え方が間違っているんじゃないかという考えが下りてきたんです。誰かが救い上げてくれるのを待っているけど、それって違うよねって。もっとできることがあるはずなのに、してないよねって。今にして思えば、この気づきが大きかった。本当に気づけて良かったです。そうでなければ運命が転がり始めることはなかったという気がします。

要は何が本質的なことなのかについて考えてみたのです。私は歌が好きで、歌っているのが幸せ。これが本質です。なのに、いつのまにかシンデレラストーリーを夢見て空回りしてる。それってなんかズレてるよって直感的に感じた結果、たとえデビューできなかったとしても、歌を歌う道はあるという答えを導き出しました。さらに、歌い続けていくと決めている以上、基盤づくりをしっかりとしていかなくちゃいけないなと考えて、まずは今いる世界の中でてっぺんを取ろう、全力で勝負してみようってマインドがシフトチェンジした瞬間があったのです。

 

 

「私は歌が好きで、歌っているのが幸せ。これが本質です」