イメージ(写真提供:PhotoAC)
身近な人に看護・介護が必要になったとき、みなさんはどこに相談しますか?
総合的な相談先として、主治医の所属機関を問わず、活用できるのが「訪問看護ステーション」です。
その地域に開かれた独立した事業所である「訪問看護ステーション」に、黎明期から関わり、自ら起ち上げた「桂乃貴メンタルヘルスケア・ハートフル訪問看護ステーション中目黒」で、自分自身も看護に当たるのが渡部貴子さん。
自らの経験を元に、介護や看護で困っている方への質問・疑問に答えてもらうのがこの連載です。第34回目は、「連休明けの不登校【思春期編】〜精神疾患も絡んでくる年ごろとは?〜」についてです。
(構成:野辺五月)

前回「【おとなの相談室】連休明けの不登校【小学校編】〜「なぜ?」が言えない子供の心を推理しよう〜」はこちら

1. 思春期は「病気」が関わってくる

同じ不登校についてですが、思春期……特に10代後半、高校生・大学生になるとはっきり出てくるのが「精神疾患」の症状です。そう、「思春期の、不登校や引きこもりは、病も絡んでくることがある」ということを覚えておいてください。

これらは、中学あたりからなんとなく潜伏しているケースも多いので、あわせて中学生の場合でも気になる方はチェックしてもらえればと思います。

精神疾患と聞くとびっくりされる方もいらっしゃいますが、「精神疾患は病気」であって、おかしなことではありません。何か言われるんじゃないかとか、原因が親の自分ではないかという不安や自責から、見て見ぬふりや、「大丈夫」と根拠なく遠ざけてしまうケースも見受けられます。

しかし、精神疾患こそ、早期発見が大切なのです。知識を持たずに、医者にかかるのが遅れると、長引かせてしまうケースがとても多い……。だからこそ、焦りすぎはよくありませんが、冷静に見極めましょう。