相場に出口はない――人生の節目に合わせて淡々と取り崩す
そして、この考え方は、いわゆる「出口戦略」にもつながります。「出口戦略はどう考えていますか」と聞かれることは少なくありませんが、ここでいう「出口」を「相場の上げ下げを見極めて売り抜けること」と捉えると、少し話がずれてしまいます。
「それなら、売るタイミングはどのように見極めればいいの?」と考える人もいるでしょう。その答えは非常にシンプルで「必要になる時期に合わせて売る」、ただそれだけです。
相場が高いか安いか、天井か底かを見極めてから動く必要はありません。人生の中でお金が必要になったときに、その分を現金化すればよいのです。
積立投資は、相場の延長線上にあるのではなく、生活の延長線上にあります。毎月の積み立ても、相場に合わせて行うものではなく、自分の収入や生活リズムに合わせて淡々と続けていくものです。そして、その積み立ての延長として、人生のどこかで「使う」場面が訪れます。