「カロン様が黒幕……ですって……?」

 モリシーが中腰になった。

 ソニックの剣幕に押されて、ミクニの異変に気付かなかったのは、確かに青峰の落ち度だったかもしれない。

 止められるものはいなかった。

 ダルマ山の噴火を。

「あんた――それ、本気で言ってんのォォーッ!?」

 ミクニがソニックの胸倉を掴み、立たせたのは、その瞬間だった。

(つづく)