「なんというか……」青峰はなんとか答えた。「展開が早くて、呆気に取られていただけだよ」

 青峰は先ほどまで口にしようとしていた言葉を引っ込めた。

 会計を終え、もらったお冷やを飲み終えてからソニックは「さて」と言った。

「さっき言った通り、河岸を変えるってことで、いいッスか?」

 青峰は一瞬、ためらった。

 正直、このまま帰ってしまって布団にくるまりたい。体力的にも限界が近かった。

 だが、帰ってしまっては、恐らく消化不良だろう。ソニックの提案に乗ることにした。

「構わないよ」

(つづく)