草刈機を運ぼうとしたクマ
また、草刈機を運ぼうとしたクマもいた。
1994年4月10日曇り、私は自宅前の小川の川べりで草を刈っていた。縁側に戻ると若いクマが森から出てきて、置いて来た草刈機のガソリンタンクに鼻先をつけて匂いを嗅いでいた。その後ベルトを咬んで森へ引き込もうとしたので、私はサンダルを投げつけて追い払った。
我が家では、物を運ぶクマへは履物を投げつけることにしている。
このクマは顔にペンキを塗ったこともあった。
1995年6月11日夕方、同じクマが小川の上にかかる木橋を渡って、車庫を通りぬけて国道へ出ようとしていた。車庫のU型の鉄骨の間には車関係のペンキ、グリース、工具等が並んでいて、その中の青いペンキ缶をクマは爪で引いて床に落として咬んだ。