スターダスト☆レビューの根本要さんの一言で…
ミュージカルはたくさん出演してきましたが、実は以前、ポップスの歌い方がわからず悩んだ時期がありました。ミュージカル曲は役になりきって歌うほうがお客さんもグッとくると思うんですけど、ポップスは少し違うんですよね。
そんな時、スターダスト☆レビューの根本要さんと会う機会をいただいて。「アドバイスをください」なんてお願いして、カラオケ店で歌を教えていただいたことがあったんです。その時「ポップスはト書き(台本の中でセリフ以外の状況を説明する文章)みたいなもの。役に入り込みすぎて歌ってしまうと、お客さんが置いていかれてしまう」とおっしゃっていたのがすごく印象に残っています。
聴いている人が感情移入する「余白」をちょっと残してあげるような歌い方をすると、より心に響くんだということがすごく腑に落ちました。今でもポップスを歌う時は、歌詞の世界観を持ちながらも、余白を残すように意識しています。
