ぬいさんが叫んだ!

これ。この環境。
うちのぬいさんにしてみれば、どんなもんだったんだろう。
うちの場合、旦那がとにかくTVが好き、旦那が家にいる間は、TV、ずっとついている。けど、旦那が家にいないと……私しか家にいない場合は……間違いなくTV、まず、つかない。旦那が好きで毎週見ている番組があって、うちのぬいさんも、ひょっとしてひょっとしたらその番組が好きで、見たかったのかも知れないけれど……私は、そんなこと、斟酌しない。その番組が始まる時間帯になっても、まったくTVをつけようとしない。
なんか……うずうずしていたぬいさんも……いたのかも、知れない、な。
今となっては私、そんなことを思います。
当時のうちの子に申し訳ないような気も、します。
うん、あんたたちが楽しみにしていたこと、もし、当時の私が知っていたなら、そりゃ、TV、つけたんだけどね。でも、あの頃は、そんなこと、考えもしなかったから。

結果として。
旦那がいて、一緒にTVを見ていた時……ぬいさんが、しゃべりだしたんです。

いや。
しゃべっては、いないな。叫んでいる、な。

時々。
珍しく旦那が早く帰ってきてくれて(仕事をしていた頃の旦那は、九時前に帰ってくることがあんまりなかった、だから、九時とか十時くらいに、うちでは夕飯をとることになっていて、その時は、旦那はとにかく帰宅した瞬間にTVのスイッチいれますから)御飯食べながらTVを見ることになって……そうしたら。
最初は、カピバラのぬい、だったな。うちにはカピバラがやたらいるので(四十匹以上いる)、今となっては誰だかよく覚えていないんですが……その、誰かが。
叫んだんです。
 

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