ダンプカーを手配して得意気な表情のドラム (C)TBS

遊牧民にまぎれ…

その後、砂漠の小さな村へたどり着いた4人は、遊牧民の衣装に着替え、首都クーダンを目指して馬で移動することになった。

しかしクーダンへ入るためのルートでは検問が行われており、さらに3人は指名手配されていた。

そこで乃木たちは、遊牧民に紛れて検問を突破する作戦に。羊とヤギの群れに混じりながら検問へ近づくが、その先ではチンギスが待ち構えていた。

すると野崎は、顔を覆っていたスカーフを突然下ろして、チンギスに素顔をさらす。チンギスが異変に気づいたその時、野崎の合図でドラムが銅鑼を打ち鳴らすと、驚いた羊とヤギは暴走を始める。大混乱の中、一行は馬を走らせて検問を突破した。

チンギスは乃木たちを目で追ってはいたが、狙撃することができなかった。バルカでは食用以外の目的で動物を傷つけてはならないという教えが根付いていたためだ。羊やヤギを轢いてしまう危険があるため、パトカーも追跡できなかった。

検問突破後、馬で市街地へ迫る一行。しかし日本大使館周辺には厳重なバリケードが築かれていた。そこで乃木たちは自動車修理工場で馬を降り、ドラムが用意していた古びたダンプカーへ乗り換える。

荷台で必死に揺れに耐える(左から)柚木薫、ドラム、乃木 (C)TBS

野崎が運転席へ座り、残る3人は荷台へ。強行突破を図るためだった。

大使館前の道路は既にたくさんのパトカーで封鎖されていたが、野崎はアクセルを踏み込み、次々とパトカーを弾き飛ばしながら正門付近まで突進する。

4人はダンプカーから飛び降りると、パトカーの屋根を駆け抜け、そのまま治外法権が適用される日本大使館の敷地内へ飛び込んだ。

(C)TBS