死の砂漠の途中で
砂漠の洞窟に身を潜めた一行は、3日間ジャミーンの看病を続けた。ドラムがイリアから薬を受け取り届けたこともあり、懸命な看病の末、ジャミーンはついに意識を取り戻した。
日本へ帰国するため、バルカ脱出の方法を模索する一行。しかし国境の警備はすでに強化されていた。残された手段は「死の砂漠」と呼ばれる「アド砂漠」をラクダで横断することだけ。
砂漠を越えるには最低でも7日間を要し、昼の地獄のような暑さや夜の寒さに耐えなければならない。かつて2日間ラクダで移動した経験を持つ野崎は「最悪だったよ。疲れ果てて会話もなくなる」と振り返る。
すると薫は、「これが最後のまともな会話になるかもしれませんね。じゃあ聞いてもいいですか? 別班って何なんですか?」と野崎に尋ねる。