健康も気になるお年頃になった
阿川 やっぱり私たち、共通する点もあるけれど、かなり違いますね。だからこそ、対談をするとお互いに発見があったり刺激があったりして面白い!ただ、お互い70を過ぎて、健康も気になるお年頃になった点は一緒。
伊藤 私は糖尿病だから、やっぱりそれなりに気を遣ってますよ。体脂肪率や体内年齢が表示される体重計、買いましたもん。補聴器は62歳の時、つけ始めた。補聴器は恥ずかしいなんていう人の気がしれない。
阿川 私もそれほど深刻ではないけれど、高血圧を薬で押さえています。本当は食生活にもう少し気を付けたほうがいいんだろうけれど、料理にバターを入れると本当においしくなるので、クリームシチューなどは「今日はバターいれるぞ」という感じです。
伊藤 ただ私は、ダンスと有酸素運動を融合させたズンバを続けているうちに、肉体的にはめきめき若返りましたね。肩こりが一切なくなったし、アメリカで40肩はやってるけど、今は60肩とも無縁。体幹も鍛えられて姿勢もよくなったし、もう一生続ける。阿川さん、ズンバおすすめですよ。
阿川 対談の時も、さんざんズンバの話してましたけど(笑)。伊藤さんは何かに夢中になると、とことん突き詰める。そこが、私との大きな違い。この先、70代を通してそれぞれどんな変化があるのか、お互い80代になったら、実況中継みたいな感じでまた対談やりましょうか。
阿川佐和子朗読会『ナガサキの郵便配達・朗読と音楽の集い』
2026年8月9日(日) 13:30 開演
会場:東京都 浜離宮朝日ホール 小ホール
チケットぴあで発売中 詳細はこちら
『サワコと比呂美―女じまい』(著:阿川佐和子、伊藤比呂美/中央公論新社)
「ブラジャー卒業」「さらば、つけま」「偲ぶ会にピンク着て」「親の骨はコーヒーミルで……」 大まじめに非常識、70'sふたりの女がたりの結論は「歳をとるって面白い!」。
親・夫・親友――大切な人との別れは、こうして生きる力になった。







