信長が幻影の先に見たものは…
安土を訪れた家康のもてなしを行っていた信長。
供された膳に毒が盛られていたことが発覚し、饗応役を務めていた光秀は信長から激しく叱責されます。殴られ、蹴り飛ばされた光秀。
さらに、娘婿・信澄の「信長を討つのです」という言葉が脳裏をよぎり、かつての主君・足利義昭にも見放された光秀は、ついに絶望します。
そして「出陣じゃ。これは上意である」「敵は本能寺にあり!」と決起するのでした。
深夜、本能寺は白い桔梗紋の旗を掲げた明智軍に包囲されます。信長は弓や槍を手に最後まで応戦しますが、寺はやがて炎に包まれることに。
燃え盛る本能寺のなかで、信長の前には自ら命を奪ってきた人々の幻影が現れます。
最初に光秀の幻影が迫ると、信長は「お前じゃない」と言い放つのでした。
続いて浅井長政や弟・信勝の姿も。
信勝から「兄上。我らの一生、ろくなものではござりませんでしたな」と語りかけられた信長は、秀吉と小一郎との日々を思い返すように穏やかな笑みを浮かべます。
そして静かに「是非もなし」とつぶやき、自ら命を絶ちました。