「介護未満」じゃないと間に合わない! 介護費用や保険の情報を共有する

「親の介護費用は、親のお金から出すのが原則」。ですが、そもそも、そのお金がどのくらいあるのか? きちんと把握している子世代は少ないのではないでしょうか。

現在、支給されている年金額や銀行の預金額以外にも、入院時に請求できる医療保険には加入しているのかどうかも、気になるところですね。

(写真提供:Photo AC)

しかし、とかくお金の話はこじれやすいもの。とっかかりとしては、

「俺ももうすぐ年金もらえる年になるよ。最近の年金は安くて心もとないね。お父さんたちは、老後資金をどうやって貯めたの?」

など、自分自身の悩みを親に相談するスタイル。多くの日本人は、家族間でもお金の話をすることが稀です。なので、このように少し遠回しに「準備段階」を踏むのもいいかもしれません。

そして、実際に「親の病気や介護にまつわる支払いが発生するシチュエーション」を想定して、お金の相談をしてみましょう。大前提として、

「お母さんが元気な、今のうちに相談したいの」

「いざとなったとき、私がちゃんと手助けできるようにしておきたいから」

など、「将来への備え」「親の窮地でのフォロー」であることを明確にしておきましょう。そうしないと「私のお金を狙っているの!?」なんて誤解を生みかねません。

そのうえで、具体的に手順や現状の確認を。

「ねえ、もしお母さんが緊急入院なんてことになったら、手続きや支払いは私がすることになると思うのだけど、それでいいかな?」

「入院費は、年金が振り込まれる口座から引き出せばいいの?」

など。何度かに分けて、少しずつ提案→確認→共有の作業を進めましょう。

「コレ」で解決!
デリケートなお金の話は順を追って&何度も時間をかけて